日本警視庁は19日、駐日米大使館の爆破予告をした男を逮捕した。メディアによると、この男はケネディ駐日大使への殺害脅迫電話と関連している可能性があるという。
警視庁が19日に発表した情報によると、逮捕されたのは沖縄県南部に住む神谷三義(52)容疑者。男は駐日米大使館とキャンプシュワブを爆破すると電話で脅迫した。男は逮捕後、電話による脅迫を認めたが、動機は不明だ。
日本メディアの報道によると、男は今月5−14日の3回に渡り、駐日米大使館とキャンプシュワブに爆破予告の電話をかけ、大使館の安保業務を強化させた。NHKは警視庁の情報として、この男はケネディ駐日大使への殺害脅迫電話と関連している可能性があると報じた。
ケネディ駐日大使は今年以来、複数回に渡り殺害予告電話を受けている。また米国の沖縄総領事も、同じような殺害予告を受けていた。
米国務省のサキ報道官は19日の定例記者会見で、「警視庁による容疑者の逮捕は、本件の積極的な進展だ。米国務省は外交官に対する殺害予告を重視しており、日本政府と連絡を維持している」と述べた。本件の調査は、日本側が中心となって進めている。
サキ報道官は、本件とマーク・リッパート駐韓米国大使襲撃事件の間には関連性がないと述べた。
リッパート大使は今月5日、ソウルの世宗文化会館の朝食会に出席し、スピーチの準備をしていた際に、男に顔を切りつけられた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月20日