歩みが緩むアジア経済一体化、今後の方針は?

歩みが緩むアジア経済一体化、今後の方針は?。

タグ: アジア経済一体化 ボアオ・アジアフォーラム 

発信時間: 2015-03-20 14:46:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ボアオ・アジアフォーラムが17日に開いた記者会見で、対外経済貿易大学副校長の林桂軍教授は、「さまざまなデータは我々に対して、アジア経済一体化のエンジンに問題が生じたのではないかと注意を促している」と懸念を示した。

ボアオ・アジアフォーラムが発表した「アジア経済一体化進展2015年度報告書」によると、アジアの2013年の商品貿易の伸び率は、世界平均とほぼ同水準になった。そのうち輸出の伸び率は2.4%で、輸入額が世界市場に占める比率は2008年の水準を維持した。サービス貿易の伸び率も、世界平均を下回った。かつての「アジアの奇跡」の光が、失われようとしているかのようだ。

アジア経済一体化の歩みは、なぜ緩んでいのだろうか?林教授は、アジア・欧米経済体の構造調整を主因とした上で、「欧米の投資が減速し、投資構造にも変化が生じている。アジア経済のエンジンが衰弱しており、新たなエンジンが必要だ」と述べた。

中国国際経済交流センター諮問研究部の王軍副部長は、「アジア経済一体化の遅れは、アジア新興経済体の構造改革が終わらず、経済成長が鈍化していることが主因だ。多くのアジアの経済体は、現在の中国と同じような課題に直面している。中国経済は現在、経済成長率のギアチェンジの時期、構造調整の痛みが伴う時期、これまでの刺激策を消化する時期という、3つの時期が重なる段階を迎えている。経済成長率は、短期的に下落を続ける」と分析した。

ボアオ・アジアフォーラムが同時に発表した「新興経済体発展報告書」によると、中国、インド、ロシアなどを含むアジア太平洋の11の新興経済体の経済成長率は、2014年に前年比0.3ポイント低下の平均4.9%となった。同報告書は、11の新興経済体の2015年の平均成長率を4.8%と予想した。

アジア経済一体化を促進する重要な国際機関である、ボアオ・アジアフォーラムの2015年年次総会が、3月26−29日にかけて海南省博鰲で行われる。今年のテーマは「アジアの新たな未来:運命共同体に向けて」。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月20日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。