安倍氏の議会演説、日米和解と中国けん制を強調

安倍氏の議会演説、日米和解と中国けん制を強調。 安倍首相は29日に訪米の山場を迎え、日本の首相として初めて米議会上下両院合同会議で演説を行った。安倍首相はこれに向け準備を整え、30年以上前に米国で留学していた時よりも達者になった英語を使い、45分間の原稿をスムーズに読み上げた…

タグ: 安倍 議会 演説 日米和解

発信時間: 2015-04-30 18:18:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

かつて激戦した日本と米国は戦後70年を迎えたが、安倍首相の今回の訪米によって、「和解」が実現されたように見える。しかし日本が米国と対等に付き合えるか、日米同盟において主導的な力を発揮できるかについては、いかなる変化も見られない。

米国と和解し、「希望の同盟」の建設を呼びかけながら、安倍首相は婉曲的な手段により、演説の中で中国けん制の原則について触れた。

安倍首相は祖父、A級戦犯の岸信介を崇拝している。安倍首相はアジアの隣国に対する植民地支配と侵略について、謝罪を拒み続けている。4月22日のバンドン会議で、安倍首相はアジア諸国に謝罪せず、「反省」の一言だけで植民地支配と侵略への言及を終えた。安倍首相はまた、バンドン会議でも和解の理念を示さなかった。

日本周辺諸国の経済発展について、安倍首相は「力により現状を変える」ことと考えている。海洋などの数多くの問題については、日本の「抑止力」を発揮すると公言している。

安倍首相の29日の米議会演説は、日米和解、中国けん制という明確なメッセージを送った。戦争から70年が過ぎ去った今日、日本は世界のすべての国と和解するべきだ。残念ながら安倍首相の演説からは、そのような内容を聞き取ることができなかった。積極的にアジア諸国と和解できない、そうすることもできない安倍内閣は、日米の「希望の同盟」を非現実的で脆弱なものとするだろう。(筆者:陳言 日本企業(中国)研究院執行院長)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月1日

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