中国第二歴史档案館は13日、抗日戦争で戦死した20万人の兵士のリストを、正式に公開することを発表した。同館の見学、電話・手紙・ネットワークによる問い合わせなどにより、無料で調べることができる。新華網が伝えた。
同館には225万以上の中華民国の公文書が保管されている。同館は抗戦勝利70周年を迎え、抗日戦争で死亡した国民党軍の20万人の兵士の公文書を無料で公開する。氏名、本籍、勤務先・部隊番号、戦死の時期・地点などの手がかりによって問い合わせが可能。
同館はこの20万人のデータバンクの構築を踏まえた上で、年末までにさらに100万枚弱の国民党政府・軍の人員のデータバンクを構築し、2017年までに国民党中宣部や秘書処などの部門の公文書のデータバンクを構築する。常用公文書の90%が、電子ファイル化され一般開放される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月14日