日本が太平洋の島国に近付いているのはなぜ?

日本が太平洋の島国に近付いているのはなぜ?。 「日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議」が22日から23日まで福島県磐城市で行われた。同会議は1998年に創設され、日本で3年毎に開かれている。今回は、日本とオーストラリア、ニュージーランドのほか、南太平洋の島嶼国家14カ国が参加し、まだ日本と国交を樹立していないニウイも招待を受けて出席した…

タグ: 太平洋 島国 サミット

発信時間: 2015-05-31 09:07:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

サミットの「共同声明」は23日に発表となった。この中では、「首脳らは太平洋の平和と安全の重要性を確認し、国連海洋法条約や関連実施協定を含む国際法を守り、海洋秩序を維持することを明らかにした。首脳らは、抑制された行動を取り、武力による威嚇や武力行使に訴えず、国際紛争を平和に解決することの重要性を訴えた。さらに海洋安全と海洋安保の分野の協力を促進する意向を確認した」との文が入っている。

読売新聞は24日、今回のサミットについて論評し、日本側は親日の太平洋島国との戦略的協力関係を拡大し、日本の国際社会での発言権を高める狙いがあるとしている。

また日本メディアのほかの報道は、太平洋諸島国は日本の「資源の宝庫」であり、日本の天然ガスなどのエネルギーと鉱物の重要な源であり、周辺の海域はマグロなどの魚の優れた漁場でもあるとしている。太平洋諸島の国は、米国と中国の中間に位置し、重要な戦略的地位を持っている。中国は現在、太平洋に原子力潜水艦を配備している。「もしも島嶼国家が中国の補給基地となれば、中国の艦船は長時間にわたって太平洋で航行できるようになり、(日米のアジア太平洋の安全保障は)厳しい局面に直面することとなる」。論評によると、前回のサミットには米国がオブザーバーとして参加した。日本側は今回も招待したが、米国は出席しなかった。外務省関係者は、米国がなんとかして中国との対立を避けようとしているためではないかとしている

ほかの日本メディアの報道によると、日本の森喜朗・元首相はサミット期間に行われた宴会で、「太平洋は、太平洋の島嶼国家に属するのであって、米国のものでも中国のものでもない」と語った。「大国の人が太平洋は二つの大陸が共存できるほど大きいと大国の人が言っているのを聞くとびっくりする」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月31日

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