中国国防部(国防省)は先日、中日両国の防衛当局が今月19日に北京で中日海空連絡メカニズムの第5回共同作業グループ協議を行い、メカニズム構築の技術的問題について意思疎通を深め、一部合意したことを明らかにした。高氏は「東中国海での中日紛争の危険は特に大きくはない」と述べた。
一方、南中国海問題はずっと複雑だ。高氏は「南中国海は領有権主張国が多く、歴史問題と現実的状況が交錯して、問題の複雑さは東中国海での中日両国の争いをはるかに上回っている」と述べた。
また、域内の一部の国は十分に成熟しておらず、無責任な言動がしばしば見られる。フィリピンのアキノ大統領は今月初めに訪日した際、中国とナチスドイツを同列に論じて、物議を醸した。高氏は「域外の大国がこうした国と一緒になれば、危険性は大幅に増加する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月30日