日本メディアによると、日本の内閣府はこのほど、「テロ対策に関する世論調査」を実施した。「テロ対策を行う上で安全と便利さのどちらを重視すべきか」という質問で、回答者の94%が「安全を重視すべき」と答えた。
日本メディアによると、日本は2016年5月に三重県で開かれる伊勢志摩サミットと2020年の東京オリンピック・パラリンピックの2つの大型の国際的な盛会を控えている。
そのため、日本の内閣府は6月から日本各地の3000人を対象に「テロ対策に関する世論調査」を実施し、その62.4%を占める1873人から回答を得た。
調査によると、「日本国内でテロが発生することに不安を感じるか」という質問で、回答者の79%が「不安を感じる」、20%が「不安を感じない」と答えた。
また、警察による警戒や警備を強化すること、爆発物や毒物などのテロに使用されそうな物の規制を強化することなどのテロ防止のための効果的な取組も挙げられた。「テロ対策を行う上で安全と便利さのどちらを重視すべきか」という質問では、「便利さよりも安全を重視すべき」と答えた人は94%に達し、「安全よりも便利さを重視すべき」と答えたのは4%にとどまった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月28日