露日関係、根本的な改善は不可能

露日関係、根本的な改善は不可能。 露日関係に関する情報が、このほど頻繁に報じられている。日本がプーチン大統領の訪日に強く期待していること、メドベージェフ首相が係争中の島嶼の再上陸の意向を示し、日本が「厳重に抗議」したことなどだ…

タグ: ロシア 戦略 領土問題 経済制裁

発信時間: 2015-08-02 09:13:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

露日関係に関する情報が、このほど頻繁に報じられている。日本がプーチン大統領の訪日に強く期待していること、メドベージェフ首相が係争中の島嶼の再上陸の意向を示し、日本が「厳重に抗議」したことなどだ。露日が歩み寄ったと報じられれば、対立が激化したと報じられる。情報がやや錯綜しているように思えるほどだ。

それでは露日は本当に歩み寄ることができるのだろうか?国際戦略の見地から冷静に観察すれば、答えは完全に「ノー」であることが分かる。

まず日露両国の戦略的利益は対立している。ロシアは西側に属さない、新興の大国である。日本は先進国であり、西側の大国の重要なメンバーを自称している。ロシアにとって最大の安全の脅威は、米国主導の軍事同盟だ。日本はこの同盟の中で、非常に積極的な役割を演じている。ウクライナ危機が発生すると、日本は米国に追随し対露制裁に加わり、ロシアを憤らせた。また戦後70年にも関わらず、露日は現在も平和条約を締結してない。国際法上は、依然として戦争の状態にある。

次に、日露両国の戦略的理念に大きな差が存在する。ロシアは世界の多極化、国際関係の民主化、世界文明の多様性を重視している。公正かつ合理的な国際政治・経済秩序の構築、主権国家の内政不干渉の原則、発展の道の自主選択の原則の順守を強く主張している。日本はこの重大な原則を再三破壊している米国に追随している。第二次大戦の歴史を守る真剣な姿勢、戦勝国の国際法に基づく計画の履行について、露日は正反対と言える。

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