日本には平和を維持する能力がある
日本に滞在する華人作家の黄文●(●は火偏に「韋」)さんは、安保法案には別の見方もあるとブログで次のように指摘している。
法案が日本国内の世論の反対を受けたのは、政府が十分な時間を使って国民に説明せず、法案成立を急いだのが大きな原因だ。安倍首相は集団的自衛権行使の有効な実例を挙げることができず、唯一の例は、ペルシャ湾の封鎖を突破するための米軍との共同作戦というものだった。
ある意味では、日本は、状況によって態度を決める国である。日本の民衆の反戦の声はだからこそ尊いものと言える。こうした声があることは、日本は力のバランスの取れた国であり、平和を維持する必要と能力は日本自身にあるのだと私たちが安心できる根拠となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月2日