城西国際大学国際交流学科招聘教授のアンドリュー・ホルバート氏は、米国政府の態度について、「安倍首相がスムーズな外遊(訪中)のためにすべきことは、米国が受け入れられる談話を発表することだ」と指摘した。
アンドリュー氏は、「村山談話は模範的だが、安倍首相がその内容に再言及したくないことは分かっている」と述べ、「安倍首相は出来る限り多くの人を満足させようとしている」と分析した。
NHKは今週、安倍首相が談話に「おわび」を盛り込む方針だと伝えた。その他のメディアは、この敏感な問題については現在も検討中だと報じた。メディアは、安倍首相が「植民地支配」と「侵略」について言及するとしている。
安倍首相がどのような談話を発表するにせよ、東アジア情勢を鑑みると、歴史問題を巡る係争がすぐに解消されることはない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月13日