延安日本工農学校、日本人捕虜が反ファシズム戦士に生まれ変わる

延安日本工農学校、日本人捕虜が反ファシズム戦士に生まれ変わる。

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発信時間: 2015-08-19 15:55:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

同校で学んだことのある元捕虜の香川孝志は、回想録の中で「私たちに毎月支給された生活費は3元だった。八路軍の排級の幹部は、当時2元しか支給されていなかった。ある人は日曜日になると、街でコーリャン酒を飲んだ」と記録している。

一日の学習の他に、同校には図書館、グラウンド、クラブが設置され、生徒の学習生活を彩り豊かにした。香川は、学校でトランプ、囲碁、将棋、さらには野球を楽しんだと振り返っている。

霍氏は、「正義の力、慈悲の感化により、軍国主義の影響を受け、来たばかりの頃は死ぬことばかり考えていた兵士の思想に大きな変化が生じた。彼らは徐々に侵略戦争の罪を認識し、抗戦の部隊に自発的に加わる人もいた」と語った。

1941年に開かれた陝西・甘肅・寧夏辺区第2回参議会において、1人の日本人捕虜が議員に選ばれた。これに感化され、同校の8人の生徒が八路軍に加わった。

延安宝塔山文物管理所副主任の呂延強氏は、「彼らは前線で呼びかけを行い、反戦のビラを配り、家族に手紙を書き八路軍の正義の主張を宣伝した。1945年の抗戦勝利により廃校となるまで、同校は約500人の日本人捕虜を教育した。100人以上の生徒が敵後方の統一戦線で働くか、八路軍と肩を並べ作戦に加わり、戦争分子から反ファシズム戦士に生まれ変わった」と説明した。

 

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