中国共産党の厚遇と感化は、延安に駐留していた米軍の観察部隊を驚かせたほどだ。
米軍の観察部隊の隊員は、1944年10月に同校を視察した。彼らは、中国共産党の日本人捕虜に対する教育が成功したと判断した。彼らが作成した同校に関する報告書には、「日本工農学校のある生徒は入学後、快適で友好的な雰囲気を感じた。彼らの周りは、すべて日本人だった」と記されている。
香川は回想録の中で、「日本工農学校では、国際主義精神、人としての道理を理解することができる」と記している。
霍氏は、「抗戦勝利後、同校の多くの生徒が日本に帰り、反戦・平和事業に従事し、中日友好に貢献した。同校は中国共産党の捕虜教育、軍国主義の被害者の感化の成功例であり、世界反ファシズム戦争の重要な歴史だ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月19日