平和の維持、日本人との協力も必要

平和の維持、日本人との協力も必要。

タグ: 花岡暴動 町田忠昭

発信時間: 2015-09-18 14:45:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

抗戦勝利記念日を控え、天津烈士陵園は「在日殉難烈士・労工記念館」の新装開館式、「花岡暴動記念園」の開園式を開いた。

花岡事件の100人以上の犠牲者の子孫、平和・正義に尽力する日本人(町田忠昭氏など)がこの活動に出席した。町田氏は日本人民反戦同盟の指導者である鹿地亘の救出活動、花岡事件の犠牲者の遺骨の収集と護送に加わり、数多くの困難を乗り越えて中国側に引き渡したことがある。町田氏は自らを「万年苦役」と称している。町田氏は60年以上に渡り鹿島建設に謝罪と賠償を促し、中国人労働者と遺族のため戦いを続けている。

このような日本人は少なくない。日本の友人と華僑が1953年7月7日、花岡事件の犠牲者の遺骨を運び帰国した際に、廖承志は「我々は日本の平和を愛する人々が、日本軍国主義の復活の陰謀を必ず粉砕し、東洋と世界の平和を守る戦いにおいて自らの力を発揮することを信じている」と表明した。靖国神社の本質を研究し暴露する学者、家を売ってまで中国の被害者に協力し訴訟を起こしている弁護士、侵略の罪を正視し続けている政治家、生涯をかけ侵略の美化に反対している経営者。これらの日本人の存在は、戦争に反対し、平和を愛することが、加害国においても強い民意であることを十分に証明している。

中国共産党は一貫して、日本の軍国主義による侵略戦争の張本人と日本人を分けて考えている。八路軍は抗戦中、人道主義に基づく捕虜政策を貫き、日本の反戦同盟の拡大を促した。毛沢東はかつて、「帝国主義の政府と国民を分けて考え、政府の政策決定者と一般の職員を分けて考える」と指示した。この方針は、中日国交正常化の実現を直接促した。

我々は今日も、日本の右派とその代表的人物を、多くの平和を愛する日本人と分けて考え、日本の政治の右傾化に対抗する統一戦線を築かなければならない。中国の抗戦勝利記念、閲兵式の実施は、現在の日本、ましてや日本人を対象とするものではない。偉大なる抗戦の精神を発揚し、平和を愛し未来を切り開くことが目的だ。国連の潘基文事務総長が発言したように、国連は公平と正義を守る。ファシズム・軍国主義に対抗する原則的な問題において、中立を維持するという問題は存在しないのだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年9月18日

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