中日韓、金融安定維持で協力へ
中日韓、金融安定維持で協力へ。
タグ： 中日韓 中日韓財務大臣・中央銀行総裁会議
発信時間： 2015-10-13 09:56:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国財政部は10日に発表した「第15回中日韓財務大臣・中央銀行総裁会議の共同声明」の中で、金融安定維持を巡り政策面の意思疎通を強化するとした。
中日韓は会議で現在の経済情勢、3カ国の経済成長の先行き、最近の金融市場の変動の経済への影響について話し合った。
同声明によると、中日韓は世界経済の成長率が予想を下回り、地域の金融安定を脅かす問題が深刻化していることを認識している。3カ国は金融情勢の変動を密接に観測し、波及効果の影響を評価し、現在見られるリスクを適切に解消する。さらに関連政策・措置の慎重な微調整に取り組み、明確に情報を伝えることで信頼感を高め、金融の安定性を維持していく。中日韓は、これらの面で意思疎通を強化し続ける。
3カ国はまた、フレキシブルで効果的な経済政策の実施を続け、各国および地域の経済成長率を正確な軌道に戻すことを決めた。さらに構造改革の強化を継続し、経済の長期的で力強い、バランスの取れた持続可能な成長を実現することになった。
このほど中国の経済成長率が伸び悩み、低下の圧力が拡大している。日本の輸出・工業は新興経済国の成長の減速から影響を受けているが、経済全体は緩やかな回復を維持している。韓国の輸出は減少が続き、内需は緩慢に回復している。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2015年10月13日
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