台湾の『中時電子報』によると、日本の福島第1原発事故後、作業により白血病を発症した人がいないかが注目されてきた。日本政府はこのほど、事故後の救援作業に参加していた作業員1人が白血病を発症したことを初めて認めた。日本政府が福島第1原発事故に関して労災を認めたのは初めてとなる。これを受け、日本の厚生労働省は同男性に労災認定書を出した。
また、日本メディアによると、この男性の白血病の発覚後、厚生労働省は専門家による調査会を作り、白血病と被爆の因果関係を調査した。その結果、同男性の白血病発症は福島第1原発での作業中の被爆によるものだとわかった。
東日本大震災と津波の影響を受け、福島第1原発で放射能漏れ事故が起きてから日本政府が同事故に関する労災を認めたのは初めてとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月21日