日本の自衛隊による3年に1度の観艦式が、10月18日に相模湾で開催された。この大規模な観艦式は精鋭が揃い踏みとなり、日本の新装備を含むシーパワーをアピールした。
写真は海上自衛隊の護衛艦「くらま」
写真は海上自衛隊のうずしお型潜水艦が水面に浮上する様子。
日米などは18日に大規模な観艦式を開催した。日本は最新の装備を含むシーパワーを、米国は西太平洋で活動を拡大する決意を示した。
日本は今回、36隻の水上艦と37機の軍機を動員した。最も注目を集めたのは、今年配備されたばかりの準空母「いずも」、新たに開発・配備されたP-1対潜哨戒機だ。他にも3隻のイージス艦「こんごう」、2隻のそうりゅう型潜水艦を含む、数多くの精鋭装備が展示された。
安倍晋三首相は専用ヘリで観艦後、日本が直面している国際情勢は厳しさを増していると述べた。また自衛官に対して、先月成立した集団的自衛権の行使容認を軸とする安保関連法案に基づき、「国の平和を守り続ける」よう求めた。
安倍首相は日米同盟関係を強調するため、観艦式の閉幕後、横須賀を母港とする米海軍原子力空母「ロナルド・レーガン」に、現職の首相として初めて乗艦した。
インド、韓国、オーストラリア、フランス、米国の軍艦がこの3年に1度の観艦式に参加した。50隻の艦艇、61機の軍機が神奈川県沖の観艦式に参加。