中日の環境保護の協力、幸先良いスタート
中日両国の環境保護の協力は、すでに多くの幸先良いスタートを切っている。中日両国の政府は2011年に、生態都市の共同建設に関する覚書に署名し、山東省東営市と浙江省温州市に中日生態城プロジェクトを建設することを決定した。日本企業は5−10年をかけて生態・環境保護都市を開発・建設し、日本の省エネ、水処理、汚水循環利用システムなどの先進技術を、住宅区や交通施設を含むこれらのプロジェクトに活用しようと計画している。情報によると、投資総額は10兆円に達する見通しだ。
もう一つの例を挙げると、中国進出口銀行、みずほコーポレート銀行、国際協力銀行など両国の金融機関は近年、10億元規模の中日省エネ・環境保護投資基金を共同設立している。これは主に、環境保護、省エネ、スマートグリッド、クリーンエネルギー、グリーン材料などを含む、中国国内の省エネ・環境保護産業に用いられる。
以上の2つの協力範囲を見ると、中日両国の政府と企業は、環境保護技術および産業の協力の必要性を意識し、確かな措置を講じ、喜ばしい歩みを始めていることが分かる。先行きは非常に明るいと言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月27日