中日韓関係、安定的な前進の維持を重視
中日韓関係、安定的な前進の維持を重視。
タグ： 中日韓 経済統合
発信時間： 2015-11-03 13:26:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中日韓の首脳の再会は得難いことであり、いっそう惜しむべきだ。中日・韓日関係の敏感性・複雑性が依然として際立っているため、正常な発展の軌道に回帰するのはまだ遠い先の話であり、3カ国関係の安定と前進の基礎を固め続ける必要がある。これには3カ国が大きな方向を把握し、食い違いを適切にコントロールし、容易な内容から困難な内容へと徐々に推進していく必要がある。
中日韓の協力に新たな希望と活力を注ぎこむ。これは今回の3カ国の首脳会談の重要な成果だ。3カ国の投資協定を実行に移し、中日韓自由貿易区の交渉の推進を加速し、貿易・投資自由化・便利化の促進を継続する。これは3カ国が注目する重要な方針の一つだ。中国経済の新常態（ニューノーマル）の着実な発展、日韓の経済政策と産業構造の調整の深化に伴い、3カ国は相互の発展により多くのチャンスをもたらすことになる。北東アジアの重要なメンバーである中日韓の協力は、地域経済や人文交流から地域安全・安定などに拡大される。これには朝鮮半島の非核化、気候変動、エネルギー問題、疾患・災害などの従来にない安全面の協力が含まれる。
北東アジアの経済統合の進展は、中日韓に利益をもたらす。各国は現在の3カ国が安定的に前進する積極的な流れを惜しみ、交流から相互信頼を深め、疑いをなくすことで協力のレベルを高めるべきだ。成果を3カ国にもたらすほか、これを世界に拡散し地域に恵みをもたらし、最終的に東アジアを世界の平和・発展の重要な地域にするべきだ。（筆者：沈丁立 復旦大学国際問題研究院副院長、教授）
「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年11月3日
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