新しい協力分野を育む
中国は革新駆動型発展戦略を推進中で、「大衆創業・万衆革新」を推進している。韓国も創造型経済政策を推進し、日本は科学技術立国政策を実施している。李総理は、「3カ国は交流と融合を強化し、モバイルネットワーク、クラウドコンピューティング、スマート都市、ビッグデータなどの共同開発などの協力を強化するべきだ」と提案した。
共同宣言は、3カ国の経済成長と産業競争力の強化に対する、革新技術の開発の重要性を強調し、「バイオ技術、医療、電子商取引、ソフト、文化・コンテンツなど高付加価値の新興産業が3カ国の産業構造を改善し、3カ国の新興産業の協力を強化する道筋を模索することになる」とした。
中日韓の貿易額は、この16年間に渡り年平均12%のペースで成長した。3カ国は互いに重要な貿易・投資先となっている。中日韓の経済の持続的な発展、産業構造の調整に伴い、経済の相互補完性がさらに高まり、力強くアジアおよび世界の共同発展を推進する。3カ国の協力という大きな船が、正確な航路を進み続けることを願う。李総理は、「将来を見据え、荒波の中を着実に突き進む」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月3日