キー首相は、「われわれはクジラの殺りくには何の科学的根拠もないと考え、日本政府に対し開始させないよう強く要請する」と述べた。
オーストラリアのビショップ外相は、「日本の捕鯨に反対する国際合意を形成するために、同様の意見を持つ国々と協力している」と述べた。
環境保護活動家らが「自然に対する罪」と呼んで非難する中、日本の捕鯨船団は先週、南極海へ向けて出航した。
日本の農林水産省は11月末、国際捕鯨委員会に調査捕鯨再開計画を提出した。日本は同計画が、国際司法裁判所および国際捕鯨委員会のすべての意見に配慮したとしている。
国際司法裁判所は2014年3月、南極海でのクジラの捕獲に関する禁止令を発表した。日本はこの決定に従い、昨年の捕鯨シーズンに南極海に捕鯨船を派遣しなかった。しかし日本は新たな計画を策定し、2015年の捕獲シーズンの捕鯨の許可を得ようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月8日