慰安婦問題で仲直り?「反日」が韓国社会の特徴に

慰安婦問題で仲直り?「反日」が韓国社会の特徴に。 米国は日本と韓国という、積もり積もった恨みを持つ宿敵どうしの関係を修復するため協力している。米国は両国が、「第二次大戦の古い恨みを忘れる」ことを願っている。専門家は日韓が慰安婦問題で合意というニュースを、このように評価した…

タグ: 慰安婦 歴史 反日 朝鮮半島

発信時間: 2015-12-30 15:59:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

キスタノフ所長は、「日韓の歩み寄りの裏側に、米国の存在があった可能性を否定できない。日韓は米国のアジアにおける主要同盟国だ。米国は日本と韓国に軍事基地を設置している。両国の対立の長期化は、米国にとって不利だ。米国は同盟国間の平和を必要とした。米国は米日韓で、中国に向けた三角を形成しようとしている。米国は日韓関係の調整により、このような対中同盟を構築しようとしている。日増しに影響力を強める中国は、米国にとって最も頭の痛い問題になっている」と分析した。

韓国の国民大学校教授、朝鮮半島問題専門家のアンドレイ・ランコフ氏は、「韓国の現政権は、国内で反日キャンペーンを展開しようとしているが、日本との関係改善も目指している」と話した。

ランコフ氏は、「これは日増しに力を強める中国に対する、韓国の矛盾した態度と関連している。韓国は中国との良好な関係の発展に力を入れているが、その一方で中国の影響を抑制しようとしている」と指摘した。

ランコフ氏は、日韓両国の慰安婦問題を巡る合意内容の恒久性を疑っており、両国関係に根本的な改善が生じることはないとしている。「反日は韓国社会の重要かつ深い特徴になっており、日本のすべての政治家を疑う態度をとっている。これは韓国のナショナリズムの構成要素の一つになっている」

ランコフ氏は、「米国は日韓が同盟関係になることを強く願っていたが、成功しなかった。韓国の政界と反対派、それから右派と左派の間には、日本人は良くない、交流を避けるべきだという共通認識がある。これは非常に稀な現象だ」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月30日

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