自分の書を展示する中国の学者と学生
今年で10回目を迎える東京都文京区国際交流フェスタが20日、文京シビックセンターで開催された。この国際的な交流の場では、日本の伝統文化である華道や茶道、書道などを体験するコーナーや各国情報の紹介コーナー、交流広場が設けられ、訪れた世界各国の人たちや区民は、この催しを通じて世界への見聞を広めた。
今年のフェスタでは、中国文化のPR活動が大きな見どころだった。より一層、中日友好を進める日中友好会館は、今年初めて「国際交流サロン」というコーナーを設け、中国の民族の服飾や伝統的な演劇の道具などを展示。また日中学院は、中国語との出会いの場として中国語の初級講座を開催した。その他にも一番人気だった音楽や舞踊のステージでは、日中友好会館後楽芸術団が琵琶や箏の演奏、川劇の「変面」など素晴らしいパフォーマンスを披露し、訪れた人たちは非常に興味深げに見入っていた。
中国の伝統文化にとても興味を持っているという区民の川口さんは、こうした場でとてもレベルが高いパフォーマンスを見られたことに感激した様子で、中国人留学生たちが学業の傍らで芸術活動を行い、友好の架け橋として活躍していることに感心していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月21日