余剰核燃料を備蓄する日本、世界の懸念を払拭せよ＝中国外交部
余剰核燃料を備蓄する日本、世界の懸念を払拭せよ＝中国外交部。
タグ： 余剰核燃料 日本
発信時間： 2016-03-04 12:53:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国外交部の洪磊報道官は3日の定例記者会見で、「日本は着実な行動により、敏感な余剰核燃料に関する世界の懸念を払拭するべきだ」と述べた。
報道によると、日本は核兵器の製造に利用できる約48トンのプルトニウムを保有している。カーネギー国際平和財団のアクトン上席研究員はこのほど、東京の日本記者クラブで講演した際に、「プルトニウム備蓄は、アジアの緊張を強めテロに使われるリスクを拡大する可能性がある。他国も追随し核燃料を備蓄するかもしれない。プルトニウムの生産量は、原発の使用範囲を超えてはならない」と述べた。
洪報道官は、「日本の敏感な余剰核燃料、核安全および核拡散リスクに対して、国際社会はこれまで懸念を表してきた。国際原子力機関と核安全保障サミットは関連文書の中で、各国に核燃料の需給バランスを整えるよう呼びかけている」と述べた。
洪報道官は、「日本は責任ある態度、着実な行動により、国際社会の懸念を払拭するべきだ」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2016年3月4日
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