日本政府が2日に発表した統計によると、昨年12月時点で日本全国の生活保護受給世帯は163万4000戸を超え、過去最高を記録した。生活保護受給世帯の増加は4カ月間続いている。
厚生労働省は2日、昨年末時点で生活保護を受けている世帯が前月を2000戸上回る163万4000戸に達し、過去最高を更新。また、生活保護の受給者数は216万6000人に上り、総人口の約1.71%を占めている。
日本メディアの分析によれば、生活保護受給世帯の増加は、高齢化問題の進行が背景にある。日本国立社会保障・人口問題研究所は、2060年の日本人口が現在の1億2700万人から約8674万人に減少すると予想。うち約4割が65才を超える高齢者となる見込み。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月4日