日本の国土地理院が3月9日に発表した情報によると、本州・東北地方の宮城県と岩手県の一部地域が、この1年内に10センチ移動したという。ロシア・スプートニクが伝えた。
2011年3月11日にM9.0の地震が発生すると、同地域は過去5年間で米国の方向に移動し、一部地域は約5メートル移動した。宮城県の牡鹿半島の移動距離は最長の6.4メートルに達した。東京がある関東平野は東への移動を停止したが、東北地方の移動は現在も続いている。
地震の影響を受け、東北地方の多くの地域で陥没が発生したが、最近になり震災前の様子に戻っている。国土地理院によると、一年内の垂直浮動範囲は5センチ前後に達する。牡鹿半島の一部地域では震災後に1メートル陥没したが、この5年間で40センチ浮上した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月11日