日本の安倍晋三首相は5日、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューに応じた際に、在日米軍の撤退の可能性について質問された際に、「考えられない」と述べた。
米大統領選で人気を集めているドナルド・トランプ候補は、日本が米国の雇用を奪い、為替を操作し、安い商品を輸出しているとたびたび批判している。また安全保障で、米日安保条約により日本を保護する義務がある米国に依存していると発言した。トランプ氏は、自分が当選した場合、日本と韓国が駐留経費の負担を増やさない限り、米軍撤退を検討すると述べた。
安倍首相は東京でWSJの取材に応じた際に、米日同盟の必要性について再度強調し、「今、予見できる中で、米国のプレゼンスが必要ではないという状況は考えられない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月7日