日本の外相、4年半ぶりに訪中へ

日本の外相、4年半ぶりに訪中へ。

タグ: 外交部,王毅,岸田文雄

発信時間: 2016-04-28 09:46:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国外交部の華春瑩報道官は27日、王毅外交部長の招待に応じ、日本の岸田文雄の外相が4月29日から5月1日にかけて正式に訪中することになったと発表した。王外交部長は岸田外相と会談を開き、中日関係および共に関心を寄せる国際・地域問題について意見交換する。日本メディアによると、岸田外相は中国滞在中、首都師範大学で中国の教職員・生徒と座談会を開くという。

華報道官は、「中日関係には現在、改善の兆しが見え始めているが、同時に多くの課題に直面している。日本側が中国側と向き合い、中日の4つの政治文書と4つの原則的共通認識をしっかり順守し、関連問題を適切に処理し、両国関係の持続的な改善を促すため着実に努力することを願う」と述べた。

清華大学国際関係研究院の劉江永教授は、次のように分析した。

日本の外相の訪中は4年半ぶりで、今回の訪問は両国の今年の外交の重要内容の一つだ。双方は南中国海問題および首脳会議などについて議論する。岸田外相は今回の訪中で、日本で開催されるG7サミットや、先ほど開かれたG7外相会合における、日本側の基本的な考えを伝えることになる。岸田外相は中国側に、中日関係の改善の意向を伝える一方で、中国の南中国海・東中国海の二方面における動きが引き起こした日本の安全の懸念についても、日本側の立場を伝えることになる。

昨年ソウルで、中日韓首脳会議が開かれた。持ち回り制のため、今年は日本が主催国になる。中日韓首脳会議は、下半期に日本で開催される見通しだ。それならば、双方は李克強総理の中日韓首脳会議の出席について、具体的に協議することになる。

また、双方は今年杭州市で開かれるG20サミットについても議論し、日本の首相の出席に関する調整を行い、いかにこの多国籍・国際的な場において中日両国の意思疎通と対話を強化するべきかについて検討する。

中国は日本の釣魚島、南中国海における次の行動を注視するべきだ。発言や、中日関係改善の意向を示すだけではなく、中日関係改善に資することをしなければならない。こうして初めて両国関係が徐々に改善され、両国の根本的な利益に合致することになる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月28日

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