日本の小林製薬が9日に発表した2016年3月期連結決算によると、純利益が前年比8.2%増の134億元と過去最高を更新した。
売上高は6.9%増の1372億円。外国人旅行客向けの売上が前期の23億円から9割増の43億円に達し、「爆買い」効果も寄与した。
中国や米国で消炎鎮痛剤「アンメルツ」などの医薬品や、冷却剤「熱さまシート」などの衛生雑貨品の販売が好調だった。インバウンド消費について小林章浩社長は「約43億円の増収効果があった。今後も取り込み策を強化する」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月12日