東中国海で1週間内に2度の「異常事態」が発生しているが、中国の狙いは何だろうか?共同通信は、日本政府は中国の意図と目的の分析を急いでいると報じた。
オンライン雑誌『ザ・ディプロマット』は東中国海と南中国海を結びつけ、「15日の事件は、東中国海情勢が今夏さらにエスカレートすることを示し、南中国海への関心を強めた。日本は東南アジア事業、特に南中国海の係争への介入を大幅に拡大している。日本の首相と防衛大臣は、中国の南中国海における行動への懸念を重ねて表明している。日本はさらにフィリピンとの安全・防衛協力を強化している。日本軍艦はスービック湾を訪問しており、合意内容に基づきフィリピン側に航空機と軍事装備を提供した。中国は口頭での批判に留めており、南中国海の当事国ではない日本が意図的に緊張情勢をこしらえていると批判していた。中国軍艦の行動は、南中国海への介入を止めなければ、東中国海は日本が当然と考えている状態にはならないと、日本に警告したかのようだ」と報じた。
中国のアナリストは、「つながりがあろうが、どのような意図があろうが、中国の行動は日本の挑発に反撃できることを示した。日本はさまざまな計算に長け、南中国海などの問題で挑発を繰り返している。日本はこれで得意になるべきではない。中国は必要があれば、いつでも日本の挑発に反撃できる。日本は損をしないよう慎重になるべきだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月16日