日本メディアの報道によると、今年1~6月、訪日外国人観光客数が1000万人を突破した。4年連続の1000万人超えだ。2015年に1974万人を記録したが、今年は昨年より1か月早く1000万人の大台を超えた。このままで行けば、今年は2000万人を突破する可能性が高い。
今年の訪日外国人観光客数は順調に増加を続け、桜の季節である4月には単月最高記録の208万人となった。近年の航空路線数の増加、アジア諸国に対するビザ条件の緩和、免税対象品の拡大が支えとなっている。
世界各国が休日となる旅行シーズンの7月、外国人観光客数はさらに増加すると見込まれる。ただし、最近の円高はマイナス要因といえる。
東京でのオリンピックとパラリンピックが開催される2020年までに訪日外国人観光客数を4000万人にするという目標を実現させるため、日本政府は対策を強化している。熊本地震後に韓国人観光客が減少した九州を復興させることや、東日本大震災前の水準に回復した東北地域にさらに多くの観光客を呼び寄せることが、今後の課題になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月18日