日本の警視庁は7日、東京都品川区の京浜運河で見つかったスーツケースに入った女性の遺体は、中国人だったと発表した。7日付毎日新聞が伝えた。
死亡した中国人女性は楊梅さん(34)で、2013年9月に技能実習生として入国し、京都府内の自動車部品製造会社に勤務していた。勤務先が2014年3月、「会社の寮からいなくなった」と京都府警に届け出た。
警視庁によると、遺体は今年6月27日、京浜運河で見つかった。遺体は当時スーツケース内に入れられており、重りとみられる大きな石も入っていた。司法解剖で、1週間前に死亡したと確認されたが、遺体に目立った外傷はなかった。
京浜運河は東京の港区から、品川区、大田区、川崎市、横浜市を流れ、東京・川崎・横浜の3都市にまたがる。同運河からは遺体やその一部が入ったスーツケースが頻繁に見つかっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月8日