日本の海上自衛隊はこのほど、青森県の陸奥湾で米海軍と実施中の掃海訓練を公開した。日本メディアが伝えた。
日米が日本国内で大規模な合同掃海訓練を行うのは、3月の安保関連法施行後、初めて。訓練では、水深約35メートルにある模擬機雷を、隊員が掃海艇から探知機を伸ばして探索。さらに爆破処分する手順などを確認した。
安倍晋三首相は同日、集団的自衛権の行使例として中東・ホルムズ海峡での機雷掃海を挙げた。掃海隊群司令の湯浅秀樹海将補は「われわれは与えられた命令を100パーセントこなす」と話した。
日米の共同訓練は定期的に行われており、今回は18日から30日まで。期間中、全国の海自の地方隊から艦艇計23隻と航空機9機、隊員1300人、米海軍から艦艇1隻と航空機3機が参加する。海自は1991年、湾岸戦争後にペルシャ湾で掃海作業をしたことがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月25日