日本オリンピック委員会(JOC)は現地時間7日、ラグビー7人制の男子代表を発表した。これによりリオ五輪に参加する日本の選手数は331人(男子167人、女子164人)となった。日本は柔道や体操などの得意種目で金メダル獲得を目指す。
日本は4年前のロンドン五輪で38枚のメダルを獲得した。金メダルは7枚、銀メダルは14枚、銅メダルは17枚で、1912年に五輪に参加してから100年のうち最高の記録となった。今回の五輪で、日本は金メダル14枚という、前回の2倍の目標を掲げた。高田裕司・日本選手団総監督は、「日本選手団はリオ五輪に向け、予想以上に良好なコンディションを整えている。リオ五輪では多くのメダル獲得を目指す。今回の選手数、金メダル獲得が期待できる種目は、私たちの予想を上回っている。今回は金14枚、メダル30枚以上の目標実現に向け努力する」と述べた。
競技場でメダルを争うほか、日本にはさらに重要な任務がある。次の五輪の主催国として、日本選手団はその力を見せつけなければならない。橋本聖子・選手団長は「リオ五輪中に積極的に日本をPRする。東京五輪の準備期間のうち、リオ五輪が特に重要だ。過去最高の記録を目指すと同時に、日本人選手の潜在力と精神力を示すことは、4年後の主催国にとって同じく重要だ」と語った。
東京五輪の準備段階で、メイン会場の建設、エンブレムのデザインなど、イメージがダウンするニュースが相次いで報じられた。東京都知事もスキャンダルにより辞任しており、リオ五輪の閉幕式で誰が東京の代表者として旗を引き継ぐかについては、今月31日の投票結果を見なければならない。東京五輪に向け良好な雰囲気を整えるため、日本選手団は過去最高の金メダル目標を掲げた。日本にとって、リオ五輪は東京五輪の前哨戦と言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月24日