環太平洋合同演習(リムパック)に参加中の中国海軍は、日本の海上自衛隊を冷遇した。米海軍大学院のウェブサイトが25日、伝えた。
消息筋2人によると、各国海軍の開放日活動において、日本の数人の船員が中国の艦艇を見学しようとしたところ、拒否されたという。また各国の軍艦が港湾に停泊する期間中、日本側が主催する艦上交流活動に、中国側が欠席した。さらに中国は当初、日本を自国の活動に招待しなかったが、米国が参加国に寛容な姿勢を求めたことで、日本を招待することに同意した。
中国と訓練に参加した米沿海域戦闘艦の指揮官は「中国側との海上合同演習の効果は非常に良く、予想を上回っている。我々は中国側の作戦手段をある程度理解できた。この役立つ情報は、第7艦隊に持ち帰った後も有益なはずだ」と話した。
中国海軍軍事学術研究所の張軍社研究員は「まず、このサイトの情報源が不明であり、内容の信憑性については確認が必要だ。次に、関連する交流活動についてだが、各国は招待する国を決める権利を持つ。多くのメディアは今回のリムパックについて、中国の参加を積極的に報じているが、雑音をこしらえることを好む海外ディアが一部ではあるが常に存在する」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月27日