王毅外交部長は東京で24日、日本国際貿易促進協会会長、自民党元総裁の河野洋平氏と会談した。
王部長は「中日両国は一衣帯水で、友好交流が唯一の正しい道だ。東アジアの2つの重要な国として、中日は21世紀のアジアの発展において重要な役割を演じる。中日関係はすでに二国間レベルを超越し、地域と世界の平和的発展に対して重要な意義を持っている。両国関係は現在課題に直面しているが、両国の識者は歴史の使命感を持ち、政治的基盤を固め、両国関係を調整し、前向きな交流を実現し、中日友好を次の世代に伝えていくべきだ」と表明した。
河野氏は「日中双方は前の世代の首脳による知恵と努力を継承し、より幅広い視野で日中関係を冷静に見据えるべきだ。友好の伝統を守り、相互尊重を示し、両国国民の長期的な利益に合致する賢明な選択をなす。日本は中国が提唱する『一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)』の建設に積極的に応じるべきだ。これは日本側の利益に合致し、周辺諸国に利益をもたらすことができる」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月25日