中日韓友好協力、東アジア協力の新局面をもたらす

中日韓友好協力、東アジア協力の新局面をもたらす。 第8回中日韓外相会議が24日、日本の東京で開かれた。これは昨年11月にソウルで開かれた中日韓首脳会談に続き…

タグ: 中日韓 協力 東アジア

発信時間: 2016-08-25 13:26:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第8回中日韓外相会議が24日、日本の東京で開かれた。これは昨年11月にソウルで開かれた中日韓首脳会談に続き、3カ国が開いた高官による会議だ。3カ国が共に関心を寄せる国際・地域問題の議論を深め、3カ国の各分野の協力の持続的な発展を推進することが目的だ。

東アジア3大経済体である中日韓の協力が、3カ国に利益をもたらすだけではなく、地域と世界の共同発展を促すことは間違いない。中日韓の人口は世界の20%、GDPはアジアの70%、世界の20%、外貨準備高は世界の47%、対外貿易額・投資額はそれぞれ世界の20%を占めている。これほど巨大な地域経済連合体は、アジアと世界の発展と繁栄に不可欠だ。3カ国が手をつなぎ共に進むことは、東アジア一体化に対して重要な意義を持ち、東アジアの協力に重要な力を与える。

平和的発展の道を歩み続ける。これは中日韓の協力の順調な発展の基礎だ。摩擦が増え情勢が緊張化している時期に、中日韓の協力は難航する。相互信頼が深まり地域が安定している時期に、中日韓の協力は順風満帆となる。これは歴史の経験が証明していることだ。

中日韓友好協力の方針を見据え、3カ国は「歴史を直視し、未来を見据える」精神に基づき、3カ国の協力を正しい方向に沿わせ、安定的に発展させる。周知の通り、歴史問題は中日・韓日関係を悩ませる主要問題だ。この問題の主な責任者は日本であり、避けることは許されない。日本は歴史問題で、謙虚・誠意・反省・自省の態度を持ち、中韓両国から赦しを得るべきだ。理解と信頼なくして、安定的で良好な二国間関係はない。中日韓の協力の掘り下げも不可能だ。

中日韓友好協力の方針を見据え、3カ国は課題を乗り越え、干渉を取り除き、共通認識を蓄積し、協力に焦点を絞るべきだ。中日韓は一衣帯水の隣国で、地理的に近く文化の共通点があり、経済の相互補完性が高い。3カ国の協力は良い条件に恵まれており、完全に互恵・ウィンウィンが可能だ。3カ国が協力の流れを維持し、2020年に東アジア経済共同体を形成するという目標の実現に向け努力し、地域の平和・発展・繁栄に多大な貢献を成し遂げることが期待されている。

中日韓友好協力の方針を見据え、3カ国の政治家は長期的かつ戦略的な見地から、敏感な問題を責任を持ち適切に処理し、食い違いを効果的にコントロールするべきだ。中日韓関係は現在、問題に直面している。3カ国の政治家は知恵と勇気を出し、共に向き合うことで、3カ国の協力を健全・安定・持続可能な発展の道に推し進めるよう努力する必要がある。

中日韓の協力の願いは、3カ国の国民の心に浸透している。歴史を直視し未来を見据える精神を貫き、中日韓関係をたゆまず相互信頼・全面協力・ウィンウィン・共同発展の方向に推し進めれば、東アジア協力の新たな局面が訪れることだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月25日

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