2016年下半期の最も心温まるアニメ映画『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』が、9月23日に中国大陸部の劇場に上陸することになった。この情報が伝わると、ネット上では大きな反響があった。あるネットユーザーは「幼稚園の頃から大学生になるまで待ちわびたが、ついに来てくれたか」とコメントしている。この1980年代、90年代生まれの人々の幼年時代に寄り添ったこのアニメは、23年ぶりに劇場版が公開され、初めて中国のスクリーンに進出する。ファンたちは「長生きしていると、いいこともあるもんだ」と感嘆を漏らしている。映画のポスターと予告編も公開されている。まる子と3年4組のクラスメイトたちは、6人の外国人とどのような火花を散らすのだろうか。要注目だ。
『ちびまる子ちゃん』はまる子と家族、クラスメートの間で起きる生活の一コマをテーマとし、原作者であるさくらももこの幼年時代をモデルとしている。作者個人の幼年への思いが込められており、平凡だが真実味があり、ドタバタすることもあるが前向きな力に満ちている。まる子は普通の子供と同じく、長所と短所を持つ。食いしん坊、甘えん坊で、勉強が嫌いだが、純粋で人がよく元気いっぱいだ。人々は平凡なまる子と、幼い頃の自分を重ね合わせる。まる子は中国の視聴者と20年以上も付き合っているが、劇場版『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』がついに9月23日に中国のスクリーンに初進出することになった。すでに家庭を持つ身となったファンは、数世代の人々に影響を及ぼしたまる子について「子供を連れて見にいかなければ」とコメントしている。
『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』は、原作者のさくらももこが脚本を担当し、アニメ監督の高木淳氏が監督。まる子が9月23日、中国のスクリーンを通じ、ファンの前に帰ってくる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月31日