北京―東京フォーラム、中日関係のブースターに

北京―東京フォーラム、中日関係のブースターに。 注目を集める第12回北京―東京フォーラムが27−28日にかけて、日本の東京で開催される。同フォーラムは2005年の初開催以来、中日民間外交の「ブースター」としての大きな力を発揮してきた…

タグ: 北京―東京フォーラム

発信時間: 2016-09-26 11:37:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

まず日本側は、中国の発展と成長は歴史上存在した「復興する大国はこれまでのライバルを打ち破る」という「歴史循環論」を再現しようとするものではないことを理解するべきだ。中国の発展と成長は世界の平和と発展の重要な推進剤だ。中国が発展し成長するのは世界の平和と発展を促進するためだ。中国の発展と成長は世界の平和と発展の重要な建設者と守護者になれる。中国人は平和と発展の尊さ、得難さを深く理解している。中国人は侵略戦争を二度と目にしたくない。

次に日本側は、中国の発展と成長は陣営と勢力範囲を分ける冷戦時代に戻るものではなく、覇を唱え他国の利益を奪おうとするものではないことを理解する必要がある。歴史はすでに、勢力範囲を分け他国の権益を奪い損ねる冷戦は、世界の発展の流れと大局に合わないことを証明している。この危険な道を歩み続ければ、同じ轍を踏むことになる。中国の発展と成長は、世界各国の発展における成功と失敗の経験と教訓を十分に認識し参考にした上での戦略的な方針、すなわち平和的な発展の道である。平和的発展によって、初めて中国の復興を順風満帆にすることができる。

それから日本側は、ゼロサムゲームは中日関係の前向きな発展を促さず、ゼロサムゲーム的な考えは中日関係を損ねるばかりであることを理解する必要がある。ゼロサムゲームを行う人からすれば、中国の発展と成長は日本に対する潜在的な脅威であり、中国の発展と成長は日本にいかなる利益ももたらさない。中国の発展と成長は日本の国際社会での影響力をますます弱めるばかりで、中国の発展と成長は「中国が勝ち日本が負ける」という最終的な結末を形成する。しかし実際には、現在の国際社会はすでに、世界の行為の主体が共に世界的な問題に対応すべき新時代を迎えている。金融危機、大規模な自然災害、気候変動、グローバルかつ組織的な犯罪、テロリズム、難民問題、伝染病といった世界的な問題は、すでに一国のみで対応できるものではなくなっている。ゼロサムゲームは上述した世界的な問題を根本的に解消できない。人類社会は「運命共同体」であり、人々は同じ星に暮らしている。「勝ち負け」で相手を見ることはできず、「生き残り」をかけて国と国の関係を見ることはできない。中日関係は世界の発展における中日関係であり、中日関係の発展はさまざまな世界的な問題に直面する。さまざまな世界的な問題を解決するためには、日本側がゼロサムゲームの危害を理解し、ゼロサムゲームの考えを思い切って捨て去る必要がある。

 

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