早くから計画も、成果は限定的
安倍首相の深い目的を秘めたキューバ訪問は、早くから計画されていた。日本経済新聞は、日本企業はキューバの豊富な鉱産物資源と観光資源に早くから期待を寄せていたと分析。岸田文雄外相は昨年4月30日に、日本の外相として初めてキューバを訪問した。
日本がキューバ訪問を早くから計画しており、常任理事国入りや中国対抗などの目的があったならば、どの程度の成果が得られたのだろうか?呂氏は「日本の常任理事国入りの目標は、安倍首相の今回の訪問で実現されるわけではない」と指摘した。
ドイチェ・ヴェレは「日本側は意欲的にキューバに外交攻勢をかけているが、キューバと中国の関係のほうがより親密だ」と分析した。
周氏は「日本の今回の行動が中国とキューバの関係を損ねることはないが、一歩一歩着実に迫る日本の外交戦略に注意し、今後の動向を見守るべきだ」と注意を促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月27日