日本のアニメ映画『君の名は。』の配給会社・東宝株式会社、中国大陸部提携機関の光線影業およびその傘下の彩条屋影業は9月30日に共同声明を発表し、双方が同作の大陸部上映の手続きを進めていることを明らかにした。中国大陸部で年内に公開される見通し。
日本の有名アニメ監督の新海誠氏の新作『君の名は。』は、8月26日に日本で公開されてから口コミが良好で、公開34日で興行収入は117億円に達し、2016年日本の映画興行成績の奇跡を作り出した。興行収入は過去7位で、さらに順位を上げる見込み。また、新海監督は宮崎駿監督に次ぎ、興行収入が100億円を突破した2人目の日本人アニメ映画監督になった。
『君の名は。』は日本で優秀な成績を収めるだけでなく、ヤフー映画の5点満点評価は4.45点、インターネット・ムービー・データベースは8.9点と高評価を得ている。同作は中国大陸部でも注目度が高く、公開を望む声が高まっている。
早期の『ほしのこえ』、『雲のむこう、約束の場所』から近年の『秒速5センチメートル』、『言の葉の庭』まで、新海監督のアニメ作品は美しくきめ細かい画風が評価された。初の長編映画である『君の名は。』は鑑賞性とストーリー性の完全な融合で未曾有の成功を勝ち取り、「階層、年齢層を問わず受け入れられるストーリー」と評価されている。『君の名は。』は大陸部導入の審査段階に入り、年内に公開される見通しだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月09日