日本メディアによると、日本のスポーツ庁はこの最近、2015年度の体力・運動能力調査の結果を発表した。調査によると、高齢者の体力が引き続き向上している一方、15~39歳の女性の体力は減退傾向にある。運動を毎週1回以上している女性の割合は、1985年と比較して大幅に減少した。特に17歳は40.7%で、1985年の69.0%より28ポイントも減少している。大きな変化がなかった男性に比べ、女性は25~29歳で9.1ポイント減、30~34歳で10.3ポイント減、35~39歳で11.0ポイント減だった。44歳までの各年齢すべてで減少している。
その一方、45歳以上で運動習慣を持つ人の割合は、男女問わず1985年を上回った。その割合は年齢が増すにつれて増加しており、高齢者の健康意識が向上していることがうかがわれる。握力や仰臥起き上がりの測定では65~69歳の女性が60点満点中41.91点、75~79歳の男性が同35.64点、75~79歳の女性が同35.19点と、これまでの最高点を記録した。 1985年にピークを迎えた6~19歳の運動能力は、一部を除いてやや低い水準に留まったが、上向き傾向にはある。握力と50メートル走など8項目の測定において、7歳の女子が80点満点で38.90点、9歳の女子が同51.05点、11歳の女子が同62.52点、19歳の女子が51.34点となり、これまでの最高点を記録した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月17日