同日、シュプリンガーを代表するサラ・クローリーヴィニョー氏と上海交通大学出版社が、同書英語版の著作権輸出合意に調印した。ヴィニョー氏は、「『東京裁判―世界平和のために』英語版は双方の東京裁判シリーズの書籍をめぐる協力の第3段で、国際学術界による中国やアジアの人々の抗戦の歴史研究を極めて豊富なものにし、国際学術界が東京裁判を掘り下げて研究する上で重要な意義をもち、世界の人々が第二次世界大戦の歴史や極東国際軍事裁判などを理解する上でプラスになる」と述べた。
またヴィニョー氏は取材に答える中で、「シュプリンガー・ネイチャーの目標は中国の専門家による第二次世界大戦の歴史研究の成果を国際化することにあり、世界中に正義の声を届けたいと考えている。歴史を研究することは、今日のために教訓をくみ取ることだ。歴史を理解し、しっかりと記憶しなければ、未来に向かってよりよく進んでいくことはできない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年11月20日