福島原発の「凍土壁」、汚水遮蔽効果は限定的

福島原発の「凍土壁」、汚水遮蔽効果は限定的。

タグ: 福島原発 凍土壁 汚水遮蔽効果

発信時間: 2016-12-28 15:57:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

【全面的に凍結へ】

原子力規制委員会は凍土壁の効果は限定的としたが、山側で凍土壁を全面的に建設する東電の案に同意した。東電は10月、海側の凍土壁の凍結が完了したと発表したが、山側では5カ所・約32メートルの凍結が終わっていない。

原子力規制委員会は以前、凍土壁を完全に連結させることで、原発の地下水の水位が急激に下がり、高濃度汚水が外部に流出することを懸念し、慎重な態度を示していた。しかし凍土壁の地下水遮蔽効果が限定であることから、山側の凍土壁を連結させたとしても、地下水の水位が急激に変化することはなく、リスクは低いと判断した。

規制委員会の許可後、東電は早ければ年初にも5カ所の凍結作業を開始する。しかし地盤工学に詳しい京都大の嘉門雅史名誉教授は朝日新聞に対して、「地下には配管などのトンネルが多くあり、その周りが凍りにくいのではないか。1カ所でいいから凍土壁の最下部まで掘って確かめるべきだ。検証せず漫然と続けることに疑問が残る」と話した。

今月19日、東電は凍土壁の冷凍材料の漏洩事故を起こし、約20メートルに渡る凍土壁の冷却作業を一時停止した。東電は調査を終え、パイプを再び連結させた後、26日に冷却作業を再開した。今年9月には、台風による豪雨で、福島第一原発付近の地下水の水位が急上昇し、凍結済みだった2カ所が溶ける現象があった。氷点下まで冷却されていた地下の温度が氷点以上に達し、放射能汚染された地下水がその部分から流出した。

小泉純一郎元首相は9月7日、安倍晋三首相が汚水は「アンダーコントロール」と発言したことを「嘘」と批判し、凍土壁により汚水を遮断するのは「東電には無理だ」と発言した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月28日

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