日本メディアの報道によると、日本政府はこのほど、自衛隊のP1哨戒機とC2輸送機のニュージーランドへの輸出について交渉を開始した。両機はいずれも、川崎重工業が中心となって製造している。ニュージーランドは早ければ2017年夏までに、欧米の機種を含む候補の中から、調達対象を確定する。
報道によると、今回の調達は、整備も含めた長期契約で、業務規模は数千億円に達する見通しだ。日本が2014年に条件付きで防衛装備品を輸出する政策に転じて以来、初の大型案件になる可能性がある。
日本政府は2016年9月、ニュージーランド政府の求めに応じて、P1哨戒機とC2輸送機の基本性能について、機密部分以外の情報を伝えている。現在、日本防衛省と川崎重工の担当者が現地で交渉を進めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月5日