元慰安婦のキム・ボクドクさんが、1億ウォンのいわゆる「癒やし金」を返還した。キムさんによると、本件を担当する財団が支給時に本人の同意を得ておらず、本件について知らなかったという。韓国・中央日報が24日に伝えた。
韓国の「和解・癒やし財団」は昨年11月と12月に分けて、キムさんに1億ウォンの「癒やし金」を支給した。おいの口座に保管するよう委託されたため、キムさん本人は支給されたことを知らなかった。しかし同財団は、キムさんから許可を得たと称した。
キムさんのおいは23日、韓国メディアに対して「(財団から支給された金は)私たちが財団に求めたわけではない。これは一方的に決められる問題ではない」と話した。またキムさん本人の意向に基づき、1億ウォンを返済したという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月25日