福島原発事故の影響、日本政府は説明責任を=外交部

福島原発事故の影響、日本政府は説明責任を=外交部。

タグ: 福島原発 外交部

発信時間: 2017-02-07 13:55:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国外交部の陸慷報道官は6日、「中国は日本政府が、放射能漏れ事故による影響を着実に解消するため、いかなる効果的な措置を講じるのか説明責任を果たすことを願う」と述べた。

当日開かれた定例記者会見では、「報道によると、東京電力は福島第1原発2号機内を撮影した画像を解析した結果、格納容器内部の最大放射線量が毎時530シーベルトに達すると推定した。人間がこのレベルの放射線を浴びれば、数十秒で死に至るという。中国側はこれを懸念するか、中国人の訪日旅行に影響するか」という質問があった。陸報道官は次のように回答した。

我々は関連報道に留意している。中国側は終始、日本の福島原発の放射能漏れによる影響に強く注目している。また日本政府に対して関連処置を適時徹底し、同時に事後処理に徹底するよう何度も求めてきた。

福島原発の放射能漏れと、その海洋環境、食品安全、人類の健康への影響に関して、責任ある政府ならば強く注目し続けるはずだ。

日本政府が、放射能漏れ事故による影響を着実に解消するため、いかなる効果的な措置を講じるのか説明責任を果たすことを願う。これは自国民への責任であり、隣国の国民と国際社会に対する責任でもある。

中国外交部は関連する安全の注意を喚起している。中国人は自身の訪問計画を適切に計画し、しっかり安全の備えをするものと信じている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月7日

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