日本の安倍晋三首相が21日、靖国神社の春の例大祭に合わせ、真榊(まさかき)を奉納したことに対し、外交部(外務省)の陸慷報道官は21日の定例記者会見で、「中国は、日本が侵略の歴史と向き合い、深く反省して軍国主義とは一線を画するよう求める」と表した。
安倍首相の奉納のほか、河井克行補佐官や高市早苗総務相、さらに国会議員90人以上が靖国神社を参拝したことに対する、中国の見方について聞かれた陸報道官は、「靖国神社は侵略戦争の責任を負うA級戦犯をまつっており、中国は日本の政界要人の間違ったやり方に一貫して反対している。中国は日本に対し、両国間の4つの政治文書の精神を遵守し、両国間の4つの原則的共通認識を確実に実行し、侵略の歴史と向き合い、深く反省して、軍国主義と一線を画し、実際の行動でアジア隣国と国際社会の信頼を得るよう求める」と答えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月24日