日本の歴史逆行に前途なし

日本の歴史逆行に前途なし。 最近、歴史問題をめぐる日本政府の動きが相次いでいる。4月21日には春季例大祭中の靖国神社に安倍晋三首相が「内閣総理大臣」名で供物を奉納したほか、総務大臣及び国会議員90人余りが集団で参拝した…

タグ: 歴史 春季例大祭 憲法 靖国神社

発信時間: 2017-04-25 09:44:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

歴史を逆行させる日本の動きが、世界と地域の平和に負の影響を与えるのは必至だ。

第1に、日本国民の一部は日本のかつての侵略犯罪行為を徐々に忘れるだろう。戦争を経験していない世代が、日本軍国主義の発動した侵略戦争がかつて周辺諸国さらには世界に与えた深刻な惨禍を理解するのはなおさらに困難だ。

教育勅語は1890年に明治天皇が発布したもので、君主のために尽力するよう臣民を訓戒することを旨としている。現代の世界で政府が戦争時期の教育理念を普及させることで、日本が地域平和の問題で過ちを犯し、常軌を逸した行為に出る危険性が高まる。

第2に、このままいけば日本が近隣国や国際社会の信頼を得るのはさらに困難になる。近年、歴史問題における日本政府の誤った言動は、中韓などの強い反発を繰り返し招いてきた。日本は自らの侵略の歴史を直視し、反省することが、他国の尊敬と信頼を勝ち取る基礎であり、越えてはいけないレッドラインであることを意識すべきだ。ひとたびこのレッドラインを超えれば、二国間関係の発展が損なわれるのは必至だ。例えば中日関係はかつて深刻な挫折に遭った。2014年に両国は共同努力を経て4つの共通認識にいたるとともに、これを契機に二国間関係の立て直しを進めた。日本側は苦労して得た成果を無責任な挙動で破壊すべきではない。

安倍政権は、歴史を逆行させるのではなく、真剣に軍国主義と明確な一線を引くべきだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年4月25日

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