ヒトラーの自伝が日本の教材に」は誤解? あいまいな姿勢は許されず

ヒトラーの自伝が日本の教材に」は誤解? あいまいな姿勢は許されず。 共同通信が25日に報じた内容によると、松野博一文部科学相は25日の記者会見で「(中国側は)発言を正すことが必要だ。人種に基づく差別やジェノサイド(大虐殺)は絶対に許さないという意識を定着させるため、教育の充実を図っていく」と述べた…

タグ: ヒトラー 自伝 教材 誤解 歴史問題

発信時間: 2017-04-27 16:39:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本メディアは先ほど、ナチスの頭目ヒトラーの自伝「わが闘争」が、日本の一部教材に用いられていたと報じた。中国外交部はこれについて、「ファシズムと軍国主義の思想は、第二次大戦を引き起こした根本的な原因であり、徹底的に清算・根絶されなければならない。この是非に関わる歴史問題において、少しもあいまいな点を残すことはできない」と強く批判した。中国側は同時に、日本側に歴史の深い反省を求めた。しかし日本の文部科学省は公式サイトで文書を発表し、中国外交部が記者会見で日本政府がヒトラーの「わが闘争」を教材に選択したと言及したとして「誤解に基づき、事実関係を確認せずになされた発言」と反論した。

共同通信が25日に報じた内容によると、松野博一文部科学相は25日の記者会見で「(中国側は)発言を正すことが必要だ。人種に基づく差別やジェノサイド(大虐殺)は絶対に許さないという意識を定着させるため、教育の充実を図っていく」と述べた。

環球時報の調べによると、文部科学省がホームページで公開した文書は24日付。日本は教育基本法に基づき、人種差別などは絶対にあってはならないとの理念の下で教育活動を行っていると強調。学校教育では、二度と戦争を引き起こさないための学習の一環として、否定的に一部引用する授業が行われているなどとした。英語版とドイツ語版も掲載された。

中国外交部の陸慷報道官は18日の記者会見で「この是非に関わる歴史問題において、少しもあいまいな点を残すことはできない。中国側は日本側に対して、歴史の教訓を深く反省し汲み取り、正確な歴史観で若い世代を教育し、戦争の有害な思想を警戒し反対する姿勢を明確にし、実際の行動によりアジアの隣国と国際社会から信頼を勝ち取るよう促す」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月27日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。