中国がハリス氏の更迭を要求?日本メディアのデマ

中国がハリス氏の更迭を要求?日本メディアのデマ。

タグ: ハリス司令官,太平洋軍

発信時間: 2017-05-08 16:15:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本メディアは6日、「中国側は朝鮮問題で協力した見返りとして、日本人の血を引くアメリカ太平洋軍のハリス司令官の更迭を求めた」という驚きの情報を伝えた。

産経新聞、ジャパンタイムズ、一部のウェブサイトは7日、この情報を転載した。2ちゃんねるでは、多くのネットユーザーが「これは中国の米国に対する内政干渉だ」「中国の日本への宣戦布告だ」と憤っている。

中国社会科学院の専門家である高洪氏は「この報道は非常に重要だが、メディアならば十分な証拠を挙げるべきだ。さもなければ、雲をつかむような情報だ。本件は日本メディア、さらには社会全体の信頼を損ね、トランプ大統領も不快がっているだろう。トランプ大統領は日本メディアのこのようなやり方を喜ばないが、日本メディアはあくまでもこうしようとした」と話した。

中国海軍軍事学術研究所の張軍社氏は7日「日本メディアのこの報道はただの憶測であり、ありもしないことをでっち上げている。ハリス氏は日本が東中国海問題で中国を挑発することを積極的に支持しており、日本側がハリス氏を好むのも不思議なことではない。日系米国人の将軍であるハリス氏は、中国に対して偏見を持ち続けている。ハリス氏は近年、中国の南中国海における正当な主権維持行動と島礁建設について、勝手に批判と論評をしている。南中国海の関連国は現在、交渉と協議により海洋係争を解決することで合意している。特にフィリピンは米国との合同演習を減らし、南中国海で米国と合同巡航することをはっきり拒否している。ハリス氏はこの状況下、地域の緊張情勢を煽るような発言を続けており、まさにトラブルメーカーだ」と指摘した。

高氏は「日本メディアはこのようにデマをでっち上げているが、これは中米の歩み寄りにより干されるかもしれないという、日本側の心理を反映している。日本は米国を抱き込み中国と対抗しようとしている。しかし米国は日本という同盟国以外の利益も考えなければならない。典型的な例はこうだ。安倍首相は2度目の訪米で、わざわざ産経新聞の記者に質問させ、トランプ大統領に中米関係を語らせようとした。その結果トランプ大統領は、先ほど中国の指導者と非常に和やかに電話したと述べ、さらに米中の歩み寄りは日本にとって良いことだとも話した。つまり日本は米国を抱き込み中国に対抗し、日米のみで仲良くなろうとしているが、米国は米日だけでなく中国も必要と考えている」と分析した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月8日

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